不登校、大学に行く そのに ~強迫性障害、入学できる?~

不登校

こんにちは、みづきです。

前回に引き続き、不登校だった私が大学に通うようになるまでを書いてみたいと思います。

不登校でも大学に行ける、っていう一つの例として、誰かの役に立てれば幸いです。

…。たつかな?(笑)

 

なぜか大学に受かる

f:id:iii8425:20190116162118j:plain

居間でのんびりバラエティー番組を見ていた私に叩きつけられた、予想外すぎる知らせ。

すっかり一年浪人する気でいた私はパニくりまくります。

 

私「かかかかかかっかかか母ちゃん!!母ちゃーーーーーーーん!!!????」

母ちゃん「なに!?何事!?」

私「ううううう受かってたああああああ」

母ちゃん「な、なんだってーーーーーーーーー!!!???」

 

私が受けた大学は、偏差値がそれほど高くない、いわゆるFラン大学でした。

定員割れに近い状態だったのもあって受かったのだと思いますが、それにしてもぶっつけ本番みたいな受験で受かると思っていなかった私には、仰天の結果でした。

 

私「どうしよう」

母ちゃん「えっ、受かったんだから行けば??」

私が変なところで悩むのは理由があります。

 

私はこの頃、重度の強迫性障害でした。

 

強迫性障害って何??

強迫性障害とは、強迫障害ともよばれます。不安障害の一種で、ちょっとうつ病にも似ています。

 

当時の私の日常生活での代表的な症状としては、

・不潔恐怖

・確認行為

・加害恐怖

が主なものでした。

どういうことかというと、

 

「手にばい菌がついている気がして皮膚がすりきれるまで手洗いを繰り返す」

「自分が大きな病気になっているんじゃないかと不安で何度も母親に確認する」

「捨てるもののなかに個人情報がわかるものが含まれているのではないかと不安で、何度もひっくり返してはひとつひとつ確認する」

「重いものをもつと『急に振り回したくなって、人にぶつけたくなったらどうしよう』と不安になる」

 

などでした。

まとめると、「後で客観的に考えてみると、ほとんど心配する必要のないことを心配したりこだわったりしているのに、いざその時になると困った心理状態になってしまいおかしな行動を繰り返す」病気です。

 

特にしんどかったのが不潔恐怖と確認行為。

この頃私は、トイレに行く前にはかならず手を洗わないと恐ろしい、という心理状態でした。いえ、トイレどころか、「なにかに触ったら」手を洗わずにいられないのです。

携帯電話を触ったら。新聞紙を触ったら。

洗剤が目に入るのではないか、という強迫も強く、一年近く皿洗いもできませんでした。ボディソープは強迫観念の範囲外でしたが、体を拭くタオルを分けたがるなど、他人から見ればおかしな行動をとっていました。

 

この病気のしんどいところは、「やっている本人も自分がおかしいと自覚している」ことです。

こんな不合理な気持ちにとらわれて、やっても意味のないことをやらずにはいられない。これはとても辛いのです。

日常生活を送るだけでも辛いのに、こんなものを抱えて大学生活なんて送れるだろうか。

そういう心配があったのです。

悩みに悩む

きっと、行っても後悔するし、行かなくても後悔するだろう。

 

ここで「それなら行動して後悔したほうがいいヨ☆」なんて考えられる人はそもそも不登校になっていません。

 

だいたい、受かったにしても、いくらFラン大学だといっても、大学って最高学府だぞ。やっていけるのか??ノートをとるのも手が震えるほどに、学校に対して恐怖感を持っているこの私が?

 

ここでスッパリ「来年行くよ」とも決められない優柔不断な私。

どうしよう、どうしようと悩んでいるうちに、なんと卒業式がやってきてしまいました。

進路未定で迎えた卒業式

私の通っていた通信制高校は、働いている人も多いので出席率は6割でした。

 

それでもなかなか自己主張あるきらびやかな周りの子達のスーツを眺めながら、この人たちは卒業後どうするのかなぁ、とボンヤリ思っていました。

 

そんなとき、スクーリングで仲良くしてくれていた友人が話しかけてくれました。

友人「ひさしぶり!大学受けたんでしょ、どうだった?」

私「ひさしぶり~。あー、受かったんだけど行くの迷ってて…。」

友人「え、受かったのに迷ってるの(笑)あのね、私も受かってね」

私「えっ、おめでとう」

しかしそこで友人は言いました。

f:id:iii8425:20190117113746j:plain

…。

……。

んん???

ちなみに彼女が書けなかったという漢字は、学校名。

中学で習う範囲の漢字だと思います。

ど忘れとかじゃなく、彼女は漢字に弱かったのです。

彼女が受けたのは統計学とかを使う学科だったので、文学部ほどに漢字を使うことはもしかしてなかったのかもしれませんが、

強迫性障害と同じくらい学力不足が心配だった私は、

f:id:iii8425:20190117114745j:plain

f:id:iii8425:20190117114802j:plain

 

と、衝撃を受けました。

私は漢検準2級を持っていたので、読み書きだけは人並みだというちっちゃな自信があったのです。

 

もしかして、もしかして……。大丈夫、なんじゃない??

 

こんな感じで触発されて、私は大学に行く決心を固めました。

私「大学行くわ」

母ちゃん「まじか」

 

いざ、入学手続きへ

入学手続きは、母ちゃんと銀行に行き、自分でやらされました。

入学金を母ちゃんがおろし、それを持たされて窓口に行きました。

人生で初めて持つ、札束でした。

 

とてつもなく厚く、とてつもなく重く感じました。

 

ドラマで見る札束よりは薄いはずなのに。

学力不足の心配はいくらかは払しょくできたといえ、私は重度の強迫障害です。

急に猛烈な不安に襲われて、夜通し泣き続けることもありました。

母ちゃんに負担をかけてばかりで、心配させてばかりで。

 

もしかして、ひと月も通えないかもしれない。そんな最悪のパターンも想像していました。

そんな娘に、たいして裕福でもないのに、親は学費を出してくれたのです。

またふつうに学校に行けるようになるために。きっと、そんなふうに思ってくれていたのだと思います。

この気持ちに報いねばと、私は強く思いました。

どこまでやれるかわからないけれど、自分のせいいっぱいでがんばると決めました

 

 

 

 

そして、入学式当日

f:id:iii8425:20190117121155j:plain

しょっぱなから困難はつづく……。

また分割します。そのさんで終わらせたいです。

今日はここまでで!

コメント

タイトルとURLをコピーしました