『ヤバい集中力』レビュー・感想 

読書

こんにちは、有原みづきです。

今日は鈴木祐さんの本・『ヤバい集中力』のレビュー・感想を書いていきます。

 

買ったきっかけ

 

本屋に行ったら、帯にメンタリストのDaiGoさんが写ってて興味を惹かれました。

まぁ一番最初に目に入ったのはド派手なトラの表紙なんですが。こういうビジネス書にしてはなかなか…なんというか…ファンキーなイラストですよね…普通に棚ながめてたからびっくりしましたわよ…

で、帯に「今すぐ集中力を320%上げる方法」とか書いてあるんですよ。集中力の本を出してるDaiGoさんが、別の人の集中力の本をオススメするって相当なんじゃないか?と思ったんです。だってライバルに塩を送ってるようなものじゃないですか。でもそれをしてるということは、この本はDaiGoさんの本以上の結果が出るんでないかと考えました。

知名度の在るDaiGoさんが、微妙な本をオススメする理由がないと思ったんですよね。だって、そんなことしてもデメリットしかないじゃないですか。今なんてネットですぐに色々書かれるわけですし。「あいつ集中力の本を出してるくせに、オススメする本は大したことねえ」とか書かれたら、自分の本までも売れなくなりますよね。だから、これは「メンタリストDaiGo」を背負ってでもオススメできる内容なんじゃないか、と思ったんです。

 

あと、この本の副題が「1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45」なんです。

私、作業中に集中できないんですよね。眠くなるというか、注意が続かないというか、飽きるというか。20分続いたらいいほう。

それが、「1日ブッ通し」で「アタマが冴えわたる」なら「それめっちゃいいじゃん!」と思ったので。(単純)

集中できたら作業効率も上がるでしょうし、これはいっちょ読んでみようと購入したのでした。

45もあるなら一個くらいできるやつあるでしょ…

 

『ヤバい集中力』おおすじ

それでは、『ヤバい集中力』のおおすじをご紹介します。

ざっくりした構成は以下。

 

序章 獣と調教師

1章 餌を与える

2章 報酬の予感

3章 儀式を行う

4章 物語を編む

5章 自己を観る

6章 諦めて、休む

 

このなかで、私が個人的に「新しい、聞いたことない」と思ったものを挙げていきます。

 

獣と調教師とは

この本では、本能を「獣」、理性を「調教師」と表現しています。

人間の心は2つに分かれている、という事実を比喩で表したものです。

獣は人間が生存するための本能を司り、調教師は本能をセーブする理性です。

獣は、古来より「生き残る」ためのプログラムとして動作してきたので、現代に生きる私たちからすれば困ってしまう動きもします。難しさを嫌い、あらゆる刺激に反応します。しかし強力なパワーも持つため、これをのりこなせば大きなリターンが得られます。

獣をコントロールすることが、集中力への第一歩です。そのために登場するのが「調教師」なのです。

 

わたし、思考が瞬間的なのと言語的なのに分かれてる自覚があったんですが、それは人間としてふつうのことだったんですね。ちょっと安心。

それでは、獣をのりこなすための方法をいくつか見ていきましょう。

 

獣に餌を与え、腹を満たせ

獣の使命のひとつである、「腹を満たす」。まずこれをクリアしなければなりません。ジャンクフードやお菓子は美味しいしお手軽ですが、適切な栄養を摂取しなければ獣は本来の力を発揮できないのです。

 

まずは、お手軽に覚醒作用を得られるカフェインを利用しましょう。

注意点は、「一度に缶コーヒーを2本以上飲まない」「起床から90分はカフェインを飲まない」「2BーAlertで摂取量とタイミングを知る」です。

「一度に缶コーヒーを2本以上飲まない」

カフェインのメリットは300mgを超えたあたりから薄れ、400を超えると副作用がでるからです。

具体的には、不安感や焦燥感、頭痛、短期記憶の低下などです。

「起床から90分はカフェインを飲まない」

人間の体はコルチゾールという覚醒系のホルモンの分泌により、自然に目が覚めるようにできています。なので起きてすぐにカフェインを摂ると、コルチゾールとの覚醒作用が合わさって強くなりすぎ、副作用が出やすくなります。

「2BーAlertで摂取量とタイミングを知る」

これは、アメリカ軍開発のスケジューリングサービスです。メールアドレスを登録すれば使えます。

どのタイミングでどれくらいカフェインを摂れば最大の効果が得られるのかを計算してくれます。

2B-Alert Web

英語のサイトなので、翻訳して確認しましょう。

 

次に、脳機能が上がる食事法をとりましょう。具体的には、「地中海食」です。

研究では、「地中海食を徹底するほど脳機能が改善し、ワーキングメモリ、注意の持続力、セルフコントロール能力などが向上する」という結果が出ました。

食べるときにさらに具体的かつ実践的にしたガイドラインがあります。

それは「MIND」です。簡単に言うと、「脳の劣化を防ぐために開発された食事法」です。

ルールは3つ。

①脳に良い食品を増やす

②脳に悪い食品を減らす

③カロリー制限はしない

脳に良い食品をふやすことも大事ですが、まず取り掛かるべきは脳に悪い食品を減らすこと。

具体的には、バターとマーガリン、お菓子・スナック類、赤肉・加工肉、チーズ、揚げ物、ファーストフード、外食です。

出来た日はカレンダーに丸をつけるなどして記録していきましょう。

 

儀式を行い、超速集中モードへ

一見無意味に思える「マイ儀式」が、科学的にその有用性を認められつつあります。

ある研究では、試験前に指を10回鳴らさせたあと試験を受けると、成績が21%アップしたというデータもあります。

科学の世界において「儀式」の厳密な定義はありませんが、心理学的には「「厳格さ」と「反復」の2つの特徴を持つ、あらかじめ決められたプロトコル」というおおまかな定義があるようです。

「獣」には、生き残るために「反復」の動作に強く反応するセンサーが備わっています。原始の環境で確実にカロリーを手に入れ、猛獣や伝染病の危険から身をかわすには、生体や自然環境が織りなす特定のリズムに注目するしかなかったからです。

これを集中力に変換するには、2つの条件があります。

①「この動作をしたら大事な作業に取り組む」と決めておく

②決めた手順を何度も繰り返す

このポイントを満たす限り、どんな内容でも効果が見込めるとのことです。

 

感想・まとめ

集中力の本はDaiGoさんのものも持ってるのですが、やはりデータは年々アップデートされるのだなと感じました。

DaiGoさんの『超集中力』では、「意志力はあらゆる動作で減るもの」とされていましたが、この本では「意志力は減らないという説もある」と書かれていました。科学の世界は日進月歩なんですねえ。どちらの本でも重なる部分もあったので、DaiGoさんの本がすでに古い、というわけではありませんが、新しい知識もあるに越したことはない、ですよね。

脳に悪い食品ですが、チーズが含まれていたことにびっくりしました。私、チーズが大好きなんですよ、ほぼ毎日食べてます。小さいやつ。

断腸の思いですが、チーズを減らそうと思います…作業の集中力には代えられない…時々いいやつ食べよう…

45もライフハックが載っているだけあって、すぐにできそうなものからちょっと準備がいりそうなものまでさまざまに紹介されていました。パソコンでコンテンツブロッカーを使うとか、ユーザアカウントを切り分けるとか、私には発想がなかったですけど比較的すぐに取り組めそうです。

集中力をものにして、プログラミング学習に励みたいと思います!

それでは今日はここまでで。

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