乙女ゲームあるある18選！少年漫画好きの立場で考える

乙女ゲームのプレイヤー歴11年となりました、みづきです。

この記事では、独断と偏見による「乙女ゲームあるある」を書いてみました。

乙女ゲームにハマる前は少年漫画が好きだった私の視点から、

といった感じの「あるある」を書いていきます。

色々受け止め方はあると思いますが、一つの例としてお楽しみください。

また、乙女ゲームをやり始めた11年前に感じた「ギャップ」なので、最近の乙女ゲームとはちょっと違うところもあります。ご容赦くださいね！

乙女ゲームの主人公あるある

まずは乙女ゲームの主人公についての「あるある」を書いていきます。

そもそも画面に出てこない

少年漫画が好きだった私はここにまずびっくり。

乙女ゲームは、「主人公の視界」なので、主人公が画面に出ません。

公式サイトには主人公として可愛い女の子が載っていますが、そんなことは関係ありません。

出ません。声もありません。

「主人公」だが「メイン」ではない

乙女ゲームの主人公は、ストーリーの「メイン」ではないことが多いです。

あくまでメインは男性キャラ、もしくは彼らとの恋愛シーン。

私が今まで読んできた少年漫画の主人公は、物語の中心でした。

彼が悲しめば雨が降り、必殺技を決めれば風が舞うもの。

名前が呼ばれない

一番驚いたかもしれない、乙女ゲームの仕様です。

少年漫画では、主人公って呼ぶ呼ばないどころか作品のタイトルにまでなっているのが多いのに、乙女ゲームの主人公は名前を呼ばれません。

主人公が絶体絶命のピンチの時、キャラクターが

「千鶴～～～～！(絶望と焦燥で叫ぶ)」

っていうのと、

「千鶴～～～～！(無音)」

っていうのでは臨場感が変わってくるじゃないですか。

ただ、乙女ゲームにおいて主人公の名前は基本的に変更可能です。

なので、変えている人からすると「私〇〇じゃない……」となってしまうので、仕方ないところもありますね。

清廉潔白な聖人君子

個人的に一番受け付けないタイプの主人公です。

乙女ゲームのなかには、主人公が聖人君子みたいなものもあります。

ライバルキャラに陰湿な嫌がらせを受けているのに、「証拠もないのに人を疑ってはいけないわ」みたいな。

主人公はメインではないけど、キャラクターに恋されなければいけないので、そのぶんの魅力を「聖人君子」で補っている場合があるんですね。

個人的には、自分の中に芽生えた汚い感情に戸惑って、それでも激情を抑えきれない、みたいな主人公が人間臭くて好きですね！

ちょいちょい耳が遠い

男性向けのハーレムアニメの主人公にもよく見られる特徴ですね。

• キャラ「おまえのこと……悪くないやつだとは思ってる……」
  (照れながら)
• 主人公「え？なに？」

みたいなやつです。

肝心なことを照れくささからボソボソしゃべるキャラも悪い……とも言い切れない場面が多々！

せめて聞き返してあげてください。

今のは漫画だと大ゴマのところです。拾ってあげて

天然で鈍感が多い

キャラクターには「そういうところが可愛い」と思われているのかもしれませんが……

無自覚にキャラクターを傷つけているタイプの「天然・鈍感」は個人的には受け付けないです……

キャラに強引に迫られても抵抗しない

キャラクターが、プレイヤーからみても「この流れでそれはちょっと強引なのでは！？」という迫り方をするときがあります。

なにかに失敗して自暴自棄になっちゃったりとか。

そんなとき、乙女ゲームの主人公はろくな抵抗をしません。

乙女ゲームとしては必要な見せ場だと理解できるのですが、内心ちょっと焦ります。

か弱い乙女がガタイのいい男性に抵抗できるかと言われると確かにそうなんですけど、せめてはっきりと拒絶を……！

いや恐怖心とか……あるのかな……難しいですね……

NARUTOのサクラちゃんだったら一発で地面に亀裂入れてくれるんですけどね……

とにかく無防備

乙女ゲームの主人公は、基本的に美少女です。

なのに、明らかに相手キャラクターに下心があるって場面でやたら無防備だったりするわけです。

部屋にたやすく上げちゃったりとか。

思春期はまだね、子供との境界線があいまいな時期ですからね、仕方ないのかなとも思うんですけど！

見ている側としては心配になります。

いやこの場合主人公の無防備さにつけこむほうが悪いんですけど……！

でも……！防御は最強の攻撃になることもあるので……！

それでもやっぱり可愛い！

色々書いてきましたが、それでも自分の好みに合った主人公は、ものすごく可愛いです。

ゲームによっては主人公がおめかししてくれることもあり、主人公好きなプレイヤーは歓喜です。

乙女ゲームのプレイヤーあるある

次に、乙女ゲームのプレイヤーあるあるです。

ここからは少年漫画好きあんまり関係ないです。

「乙女ゲームを好きになってからこうなった」という変化を書いてみました。

画面の暗転による反射は目をそらしたい

よく言われますが、場面の反転による、画面の反射は本当にいやですね。

ニヤニヤしている自分が映っていると、一気に現実に引き戻されます。

ボイスで性格を推理

数をこなしてくると、担当声優のこれまでのキャラクターから、性格を推理するようになってきます。

本性を途中で現すんだろ！知ってるんだからな！

とばかりに覚悟して挑むと、意外とそうでもないときもあります。

通常版を買ったあと特装版を買わなかったことを後悔

乙女ゲームには、ゲームソフトのみの「通常版」と、ドラマCDや設定資料集が付いてくる「特装版」があります。

当然ながら、通常版のほうがお値段的には安いです。

なので買いやすいのですが、通常版を買ったときに限ってドハマリしてしまうことがあります。

という感じに後悔してしまいますね……

第一印象で萌えないキャラは最初・前半に終わらせる

乙女ゲームでは「攻略対象」と呼ばれる、メインストーリーのあるキャラが複数名います。

何人もいると、どんなに好きな絵柄でも、

ということがどうしても出てきます。

しかし、乙女ゲームには「他のキャラを攻略しないと攻略ができない隠しキャラ」「全員攻略しないと見られないトゥルーエンド」などがあり、

「興味はないが攻略しないといけない」

という場面がでてくるのです。

そういうときのために、たいてい「萌えないキャラ」は早めに終わらせます。

でもここで、

となってしまうこともあるので、先が読めないのも面白いところですね。

友達といっしょにプレイしたいけど甘いシーンは気まずい

ゲームは友達と遊んでも楽しいもの！

乙女ゲームも、友達といっしょに遊びたい……という方も多いでしょう。

私もそうでした。

ここで開き直ってキャーキャーいえたら楽しいんですけど、まだそこまで開き直れないときもあるといいますか。

恥ずかしさを誤魔化すため、主人公の名前をおかしなものにするという作戦をとったことがありますね。

決め台詞が一気に面白くなってしまいますが、気まずさはちょっと減る……かもしれない。

友達に布教するときは「ハピエン派か否か」が重要

ハマった乙女ゲームができたら、ぜひ友達にもやってもらいたいもの。

でもそこで重要なのは、

ハッピーエンドが好きか、バッドエンドもいけるのかということですね。

乙女ゲームのなかには、バッドエンドがとてつもなく苦しいものもあるので、まずはそのあたりの好き嫌いを把握することが大事です。

直行バッドエンドの選択肢はだんだん勘でわかるようになる

数をこなしてくると、「バッドエンド直行」な選択肢が勘でわかるようになってきます。

そんなときはそっと「クイックセーブ」。

そんな殺伐とした乙女ゲームある？って思われるかもしれませんが、あるんです。

酷い時はどっちの選択肢を選んでも死ぬやつとかありました。ヒリヒリしますね。

キャラ予想を裏切られるとちょっと嬉しい

キャラクターのかんたんなプロフィールは、事前に公式サイトで確認できます。

そんなふうに予想して、裏切られるとちょっと嬉しいですね。

想像を上回ってきた～！と興奮します。

好きな絵師、好きな声優ときて、好きなプロデューサーができる

乙女ゲームをプレイしていると、だんだん自分の好みがわかってきます。

好きな絵師さん、好きな声優さん。

そして極まってくると、好きなプロデューサーさんができます。

私の友人がこのタイプでした。

貴方の推しプロデューサーさんはいますか？

歴代作品が自分の好みなプロデューサーさんは、安心してプレイできますね。

まとめ：乙女ゲームは楽しい

以上、個人的「乙女ゲームあるある」をまとめてみました。

楽しんでもらえたでしょうか。

プレイヤーとしてはちょっと異質な自覚があるのですが、

(当時少年漫画が好きな女子は周りに少なかったからです)

そのぶん乙女ゲームを新鮮な視線で見れたかなと思います。

また思いついたら書き足したいですね！

(本ページの情報は2021年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)