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NARUTO完結の感想|解釈とか考察とか

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こんにちは、みづきです。

今日は私の大好きな漫画・『NARUTO』について書いていきます。

NARUTO大好きなんですよ。読み始めてから15年愛し続けてきました。

今はちょっと居住スペースの関係で手放してるんですけど、お金を手に入れたら全巻買い戻すと決めてます。

いつまでも心にあり続けるNARUTOへの愛を、ちょっと綴ってみますね。

※追記:ネジ兄さんについては収まりきらないので別記事にしています。良ければどうぞ↓

NARUTO、完結

完結したときはびっくりしましたね。NARUTOって終わるの!?みたいな。だって、私の人生はほとんどNARUTOと歩んできたようなものなんですよ。

そんなNARUTOの完結話でのキャラクターたちについて紹介します。

NARUTO、最終話でのキャラクターたち【ネタバレ】

ナルトは念願の火影になります。妻は日向ヒナタ。一男一女をもうけますが、長男のボルトは反抗期まっさかり。ヒナタと結ばれたことに感涙です。私ヒナタ推しだったんで…昔から…ネジ兄さん見てる?貴方の従姉妹こんなに幸せそうよ…

シカマルはテマリと結婚。長男のシカダイをもうけ、本人は火影補佐。さんざん父ちゃんの女の趣味ディスってたのに結局そこ選ぶんやないかい!って可笑しかったです。…ところで暗号班のシホちゃんは失恋したんですね…

いのはサイと結婚。サクラのスピンオフ小説ではすでにいのがサイを「好きになったあと」だったので、一体いつ恋に落ちたのかびっくりですね。そんであのサイが結婚した事実に涙ですよ。この子感情がわからないって笑ってたんですよ…そんな子が恋を知り、愛を知ったんですね…少年漫画のこういう恋愛要素に弱い私は妄想が膨らみますね…

長男のいのじんは美形キャラっぽいですね。まぁいのは「(女性は外見的特徴をそのまま言うと怒るから反対に)美人さん」なんてサイに言われてましたけど、ちゃんと美人ですからね。サイも公式美形キャラのサスケに似てる、と言われてるので美形ではあるはずですし。ていうか普通に可愛いサクラといのをブス呼ばわりするサイの「美人」ってどのレベルなんですかね…

チョウジはなんと国際結婚してカルイ(キラービーの弟子で、ナルトをタコ殴りにした女の子)と結ばれます。ここはエピソードがなさすぎて、ちょっと萌える妄想が全然思いつきません笑 娘のチョウチョウも術を使うとスリムになるんですかね。(ボルトのアニメ見てないんでわかんない) 

キバはなんか恋人っぽいロングヘアの女の子と喋ってます。「火影は自ら降りた」とかうそぶいてて、おま…そんなこと言って恥ずかしくないんか…と思ってたら普通に見破られてるし笑 ここの女の子は、サスケがイタチとの決戦前に寄った武器屋の孫娘なんじゃないかって噂を聞きました。二人が同居してんのかは知りませんが、もししてたらお家が動物園みたくなってそうですね…

シノはアカデミーの先生に。結婚したのかは描写がありません。確かアニメの最後の方では紅先生の娘をよくあやしてやってたので、実は子供好きだったようです。なにそれ意外。しかし君はついに素顔を晒さなかったね…アニメの描写ミスでちょっと映ったくらいじゃなかったかな…

我愛羅は風影を続投。カンクロウも補佐を続投してます。スピンオフストーリーではなんか恋をしてたとかなんとかあらすじだけ読んだんですけど、我愛羅は恋人は…まだ早いよ…みたいな気分だったんで読んでないのでわからないです。奈良家に叔父として来てるのが感動しました。あんなに愛に飢えてた子が…今家族愛に恵まれて…シカダイそこにいる叔父ちゃんの人生半端ないくらい辛いからな…NARUTO読んで叔父ちゃんに優しくしてあげて…

そんでサスケとサクラ!!この二人が結ばれたのはナルトとヒナタ以上に驚きました!最初こそ「サスケェ…サクラちゃん殺しかけといておま…よく嫁にできたな…」みたいな気持ちでしたが、サクラちゃんがどれだけ長い間彼を想い苦しみ!!眠れぬ夜を過ごし!!愛させて欲しいと焦がれたのかを思えば!!「よかったねッッ…」となるしかないですな!

ただ生まれた娘に「サラダ」と名付けたのは解せなかった。

初めて聞いたのは友達が教えてくれたとき(息をするようにネタバレしてくる)だったんですけど、耳を疑いましたよ。

え??なに??なんて言った??

ん?????サラダ????聞き間違いかな?????

だってそれ野菜やん。「ラーメン」とか「スパゲッティ」とかと同じくらい食い物やん。うちはサラダて。地中海サラダみたいな。木の葉名物かな???

いや~~~ペットにモカだのココアだの名前付けてるのが普通なんだからサラダもありだろって??いや~~~それは違うでしょ~~~イタチ兄さんあの世でびっくりしてるよたぶん~~~~そんな日常的に食べる食いもんの名前は人名としてどうかと……

……あ、主人公「ナルト」だったな

NARUTO完結によせての考察

私は個人的に、NARUTOという作品の根底に15年ずううっとあったものは「愛」だと思うんですよね。月並みですけど。

愛を失って憎む、愛に飢えて苦しむ、愛したくて焦がれる。

キャラクターたちは兄弟愛、友愛、親愛、恋愛、師弟愛、家族愛、いろんな愛に悩み、苦しんで、強くなったり、堕ちたりしたのではないかと思います。

主人公のナルトは言わずもがなですよね。昔から孤独だったため家族愛に飢え、兄弟とも親友とも思うサスケとのつながりを失いたくないともがき、最後はヒナタとの愛を見つけて、ボルトやヒマワリといった家族愛に囲まれるようになります。

もう連載初期から知ってる身としては彼の周りの変わりように泣けてきますね。だってブランコ漕ぎながらうつむいて、大人たちの声を遠く聞いてた子なんですよ。あのときのナルトの虚ろな目を思い出してください。

それが今はこんなにっ……

人に囲まれて……

(号泣)

まぁバトルマンガですからね。戦いの中に意味を見出す必要があるテーマですからね。意味がないとバトルはただの暴力になってしまうので、ナルトの場合それが「愛」だったんだと思います。

陳腐な表現かもしれませんが、これらのすべての戦いを通して、ナルトやサスケ、他にはオビトやマダラも、「戦いで失くした愛を知る」物語だったのではないかと思うのです。

物語の中核となるキャラクターは、なにかしら大事な愛を亡くしていますよね。ナルトは両親。サスケは一族。オビトはリン。マダラは弟。忍びという生き様は、死に様である、と自来也が言っていたように、彼らが忍びであると決めた瞬間に「失くす」ことは決定づけられているのかもしれませんね。悲しくも。

亡くした人は戻りません。基本的には。長門の術で戻ったことはありますけど、あれは仮死状態からの復活くらいに思ってるんで。

で、亡くしたから愛そのものも失くしたと思っていたのに、戦いの果てに「胸に愛が在った」ことを知るのではないかなって。

オビトも、「こんな世界は どうでもいいんだよ」って言うくらいに絶望していたけど、結局リンはチャクラをなんか…なんかして、(終盤のチャクラの扱いまじでなんでも有りですよね)とにかくずっと側にいましたよね。

悪役サイドの堕ち方、なりふり構わなさ、というのは、そこに良心が存在していてはとても実行できないことが多くあったと思います。たぶん本人も、良心なんてものはもはや自分にはない、くらいの認識でいたのではないでしょうか。

だけどまだ、そこに在る。まだそれはしぶとく胸のうちに在るんです。それを知る物語であることに感情が震えます。

持っているからこそ良心が目覚める、とか、逆に悪役極めちゃう、とか、それはキャラクターによりますけど。

でも安易にサイコパスみたいなの出すんじゃなくて、全員が「人間」で「忍び」をやってるって設定がここに詰め込まれてて、好きでした。

NARUTO完結ネタバレ感想まとめ:やっぱり大好き

NARUTOが!!!!好き!!!!

まじ早く全巻買い戻してぇ!!!

まぁもちろん全部が全部好きだったわけじゃないんですけどね。長い長い連載だったんで仕方ないことです。

わたし全巻手放す前に少年編は一回手放してるんですよ。面白くなくなって。

というか、呪印設定についていけなくなって。

わたしの一番好きなところはもう全巻読んだ今でも「中忍試験」なんですよね。だからそのあときた(正確には螺旋丸修行編がありますけど)サスケ奪還編がどうもなじまなかったんです。わたしは自分の力で修行して、辛いことに耐えて、だんだん自分のものにしていく過程が好きだったんで、呪印でドーピングされると急に萎えたんですよね、当時は。

でも今は「キャラクターの心情を考察して妄想する」という楽しみを覚えたんで!!昔よりずっと楽しく読めると思うんですよね!!

あとイラストを初心者なりに勉強してるので、その視点だと「今見ると岸本先生の絵…やべぇな…神だった…」みたいなことあるから、ほんと早く買い戻したい。

NARUTOに関しては語りたいことが山のように在るので、ちょっとテーマを小分けにしようと思います。じゃないともう論文になっちゃうから。

語りたいことがどんどんでてきますね。そう、ネジ兄さんの扱いとか。ネジ兄さんがなぜ死ななければいけなかったのかとか。ネジ兄さんが(略)

※追記:書きました↓

それでは今日はここまでで。

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