こんにちは、みづきです。
先日、友人に誘われて映画刀剣乱舞を見に行ってたました。
友人は主演の鈴木拡樹さん(三日月宗近役)のファンなんです。
でも私は3次元にさっぱり興味がなかったので俳優さんは全然わかりません。
声優さんならわかるんですが。
刀剣乱舞は好きだけど、2次元の実写化って聞いたときはぶっちゃけどうなの??って思ってました。
だって金髪とか紫の髪とかいるんですよ。
そんなの日本人がやったら違和感ありまくりじゃないの??って。
でも私のこの意識を変えたのが、年末の紅白でした。
紅白に出てましたよね、刀剣男士。
かぁっっこよかった……!!!
いやぁ、正直一般人が見てる番組にこういうヲタク文化の2.5次元が入っていって大丈夫なのって凄い心配だったんですけども、実際に見てみたらとんでもなく格好いい!!
いいじゃん、ミュージカル!舞台!
いいじゃん、2.5次元!
俄然興味が出てきたところに、Twitterで流れてくる映画刀剣乱舞への高評価。
いわく、シニアの父が乙女にさせられたとか。
いわく、三日月宗近の女が続出してるとか。
こんなん行きたくなって当然だろ!と思うこと数週間、友人の都合がつかずお預け状態を食らいながらも、ようやく見に行きました!
この先ネタバレが嫌な人は注意!
「ネタバレ?望むところだよ!」という方のみ進んでくださいね。
映画刀剣乱舞の感想【ネタバレあり】
物が語るゆえ、物語。
ある本丸の刀剣たちが語るこれも、また一つの物語。
西暦二二〇五年、歴史の改変を目論む歴史修正主義者によって、過去への攻撃が始まった。
映画刀剣乱舞公式サイトより
時の政府により歴史の守護役を命じられた審神者は、かつての刀剣を目覚めさせた。
歴史修正主義者が送り込む、時間遡行軍と戦うために。人の形をとったそれらを、“刀剣男士”という。
天正十年六月二日 京・本能寺。
明智光秀が織田信長を襲撃した“本能寺の変”に、歴史改変の魔の手が迫っていた。
燃える寺から信長を逃がし歴史を変える、そんな時間遡行軍の計画は、刀剣男士たちの活躍により打ち砕かれた。
ところが、無事任務を終えて帰還した彼らに届いた「織田信長生存」の一報。
本来の歴史に戻すため、刀剣男士たちは織田信長暗殺を目的に再び過去へと出陣するのだった。
どうやって信長は生き延びていたのか、怪しい動きをする影、そして立て続けに歴史介入をしてくる時間遡行軍。彼らの本当の狙いに気付いた三日月宗近は…
正しい歴史とは何か。“守るべきもの”を守る戦いが、今始まる!
いや、凄かった。期待以上でした。
「少ない予算でよくぞここまで」っていう感想を事前に見てたんですけど、本当にそんな感じでした。
引きで見たときに圧巻の軍勢!とかそういう画面はないんですけど、あーこのへんはCGかなーっていうところも勿論あるんですけど、(かといって安っぽいわけではないです)でもそれでも凄かった。
まずね、まず、もう、顔がイイ。
さすが神。付喪神。
三日月や山姥切が沈黙で語る場面っていうのが多々あるんですけど、もうなんていうか顔面力で画面を殴るって感じ。
圧倒的顔面。
私が3次元の美形に慣れてないってのもあるんですけど、それを加味しても凄い。
いや、2.5次元俳優に詳しい友人も見終わってからしばらく「やばい…」しか言えなくなってたので、やはり見慣れてる人にも凄い画面だったようです。
いや、「なにをミーハーな」って思うかもしれませんけどね、キャラクターみんな元は絵なんですよ。
ゲームが原作ですからね。
私の感覚ですけど、実写がまずは「だ、大丈夫なの…?」って思われるのは、もとが絵だからだと思うのです。
つまり、毛穴もなく、髭もなく(キャラによってあるけど)、髪とお肌は艶々で、造形も勿論整っているイラストの人物に、現実の人間が寄せていくのは基本的に無理があるのではないか、ということです。
アジア系の私たちは元々大半が黒髪ですし、2次元の奇抜な髪色・髪型が似合わないのは自然なことだと思うのですよ。
それをあの映画は!軽々と越えてきた!
いやー舞台俳優の人の顔面って凄いっすね。
なんであんな綺麗なん??
画面にどアップで映ったら息が止まるわあんなん。
目の保養という言葉を体現してました。
はーーーすごい。びっくり。
そんで見ててうおおおおってなったのが殺陣。
やっぱりアクションはカッコいいなあ~
衣装がひらりと翻って敵を切り裂くところなんて最高ですね。
特に三日月の舞うような剣さばきはまさに剣舞っていうか。
あとね、所作ですね。めちゃくちゃ美しかった。美しくてカッコよかった。
ああ、動くとこういうふうに布をさばくんだなぁってところが……最高だった……なんせゲームでは平行移動だから……
そんでね、あとね、シナリオが凄いと思った。
織田信長が死んだのは本能寺ではなく、安土城。
だれもが知ってる歴史をストーリーに使ったからこその驚きですよね。
私途中まで三日月が裏切るように見せかけてることしかわかんなかったっす。
いやぁあそこまで主従関係を見せておいて裏切りはないだろうけどでもじゃあなんでなのかなぁって思ってました。
二度の裏切りにあってなお、「魔王」として死んでいったひとの最期を守るっていうのがカッコイイと思いましたね……
信長公カッコよかったな…蘭丸に「大儀であった」っていってほほ笑むところでもう心臓つかまれたな……
途中までずっと「信長」呼びだった長谷部が、最後に「信長公」って言って燃える城を見つめていたのが印象的でした。
やっぱり下げ渡されずに仕えたかった部分があるんだなって。なんせ回想を全部見てないもんで知らないところもあるんですよね。
あとオリジナル男士が出てきたことに驚きましたね。
なぜ顕現前の彼が遡行軍の手に渡ったのか。正気に戻るきっかけは何だったのか。
時間遡行軍と刀剣男士の関係の解釈が捗りますなぁ!
「無名」だったときはね、実は薬研ニキなんじゃないかと思ってたんです。
歴史改変された余波を食らって時間遡行軍になってるんじゃないかな、と途中まで思ってました。まぁでもそれだと光秀を助けた理由が付かないんですが。
まさかオリジナル男士だとは。いつか実装されるのかな……??
ちょっとこれを機にいろいろミュージカルとか舞台とか見てみようと思いました。
hoooo新しい沼の気配だぜ!!やっべえぞ!!
ミュージカルはdアニメストアで見られるんですけどね。舞台は円盤でないと見られないんですよねぇ……
(追記:2019年末にミュージカル刀剣乱舞の歌合に行き、壽乱舞音曲祭の配信を複数回見るレベルで2.5次元沼に落ちました。詳しくは別記事に)
それでは今日はここまでで。
熱が落ち着いたら追々追記しようと思います。
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